小児科

お子さまの健やかな成長と
ご家族の安心を見守る小児科

小児科

私たちは、お子さまの体調不良や子育ての中での小さなお悩み、それらすべてを受け止める「地域のパパ・ママのパートナー」でありたいと考えています。病気の治療はもちろん、予防接種や発育のご相談まで、お子さまの成長を一番近くで見守り続けます。
「こんなことで相談してもいいのかな?」と思うようなことでも、どうぞ遠慮なくお聞かせください。お子さまにとって優しい医療を提供するのはもちろん、不安を抱えるご家族の心にも寄り添い、共に手を取り合ってお子さまの健やかな未来を育んでまいります。

お子さまにこんな症状
ありませんか?

  • 急に高い熱が出た・微熱が続く
  • 何度も吐く・下痢が続いている
  • 発疹・赤み・強いかゆみ
  • せき・鼻水・呼吸時のゼーゼー音
  • おなかを痛がる・張っている
  • 乾燥・湿疹がなかなか治らない
  • のどを痛がって飲み込むのを嫌がる
  • 便秘がち・排便時に苦しそう
  • 耳を頻繁に触る・引っ張る
  • ぐったりしている・機嫌が悪い・
    顔色が悪い
  • おしっこの回数・色・痛み
  • 虫刺され・あせもの悪化

お子さまによく見られる疾患

発熱

子どもの発熱では、体温計の数字に気持ちを引っぱられすぎないことが大切です。
熱は体がウイルスや細菌と戦っている反応で、高いこと自体がただちに危険を意味するわけではありません。見てほしいのは、機嫌や顔色、食欲、水分がとれているか、呼吸が苦しそうでないかといった、ふだんとの違いです。高熱でも機嫌よく遊べているなら落ち着いて構いませんが、熱がそれほど高くなくてもぐったりしているときは、早めの受診をご検討ください。

おうちでしてあげられること
  • 安静が第一:回復には睡眠が一番です。静かに過ごせる環境を整えましょう。
  • 水分補給:一度に飲めなくても、少量ずつ何度も飲ませてください。
  • 消化の良い食事:本人の食欲に合わせ、ゼリーやうどんを少しずつ与えます。
おうちで見守る際の注意点
  • 解熱後も慎重に:熱が下がっても無理をさせず、しばらくは外出を控えましょう。
  • 胃腸をいたわる:回復期も脂っこいものは避け、おなかの負担を減らします。
  • お薬は医師の指示で:市販薬や残り薬を自己判断で使うのは避けましょう。

咳・鼻水

咳や鼻水は、体内に侵入したウイルスやホコリなどの異物を外へ追い出そうとする大切な防御反応です。お子さまは鼻の通り道が狭いため、少しの鼻詰まりでも寝苦しくなったり、機嫌が悪くなったりすることがよくあります。単に症状を止めることだけを考えるのではなく、呼吸を楽にしてあげることがケアの第一歩です。
夜中に咳き込んで眠れない、呼吸に合わせて胸がペコペコ凹む、あるいはゼーゼーといった音が聞こえる場合は、早めの受診をご検討ください。

おうちでしてあげられること
  • 加湿と換気:湿度を60%程度に保ち、喉や鼻を潤して呼吸を楽にします。
  • こまめな水分:喉を潤すと痰が出やすくなります。回数を分けて与えましょう。
  • 鼻水のケア:鼻吸い器などで吸い取ると、咳の軽減や中耳炎の予防に繋がります。
  • 寝る時の工夫:上体を少し高くして寝かせると、鼻水が喉に落ちるのを防ぎ、咳を和らげます。
おうちで見守る際の注意点
  • タバコの煙:気道を強く刺激し、咳を悪化させる最大の原因となります。
  • 安易な市販薬:無理に咳を止めると痰が詰まるため、医師の指示に従いましょう。
  • 寒暖差:冷たい空気は咳を誘発します。外出時の温度変化に注意してください

嘔吐・下痢

急な嘔吐や下痢の多くは、ウイルス感染による胃腸炎が原因です。突然の症状に驚かれるかと思いますが、これは体内の悪いものを外に出そうとする正常な反応でもあります。
一番気をつけるべきことは、体内の水分が失われる「脱水症状」です。吐き気が強い時は無理に飲ませず、落ち着いてから少しずつ水分を補うことが大切です。ぐったりして元気がない、おしっこの回数が極端に減ったなどのサインがある場合は、速やかに当院へご相談ください。二次感染を防ぐ配慮も忘れないようにしましょう。

おうちでしてあげられること
  • 少しずつ水分:吐き気が落ち着いたら、スプーン一杯ずつ慎重に始めましょう。
  • 衛生管理:二次感染を防ぐため、処理後は石鹸でしっかり手を洗いましょう。
  • 安静と見守り:激しい動きを避け、本人のペースでゆっくり休ませてください。
おうちで見守る際の注意点
  • 一気に飲ませない:一度に多く飲むと、再び嘔吐を招く原因になります。
  • 下痢止めは慎重に:下痢は菌を出す反応です。自己判断での使用は避けましょう。
  • 脱水のサイン:尿量、唇の乾燥、涙が出ない等の全身状態を確認してください。

皮膚のトラブル

お子さまの皮膚は大人の半分ほどの薄さしかなく、バリア機能が未熟なため、少しの刺激で赤みや湿疹が出やすいのが特徴です。おむつかぶれ、あせも、乾燥による湿疹、あるいはアレルギー反応によるじんましんなど、原因は多岐にわたります。見た目に変化があるため驚かれるかもしれませんが、お子さまの症状に適したスキンケアで改善することがほとんどです。
ただ、かゆみが強くて眠れない、あるいは浸出液(じゅくじゅく)が出ている場合は、早めの処置が必要です。

おうちでしてあげられること
  • 清潔を保つ:ぬるま湯と泡で優しく洗い、汗や汚れをしっかり落としましょう。
  • しっかり保湿:入浴後はもちろん、こまめに保湿剤を塗って肌を保護します。
  • 爪のケア:かき壊しによる細菌感染を防ぐため、爪を短く清潔に保ちましょう。
  • 低刺激な衣類:肌に触れるものは綿素材など、刺激の少ないものを選んでください。
おうちで見守る際の注意点
  • 薬の使い回し:以前の残りや市販薬を自己判断で塗るのは、悪化の恐れがあります。
  • 全身の観察:発疹が急激に広がったり熱を伴う場合は、速やかに受診しましょう。
  • 症状の変化:膿が出る、赤みが強い、痛がるといった変化には注意が必要です。

お子さまの健やかな未来を作る予防接種

お子さまの予防接種

生後2ヶ月から始まる予防接種。種類が多く複雑なスケジュールを前に、「何をいつ打てばいいの?」と戸惑われることもあるかもしれません。そんなご家族の不安に寄り添い、お一人おひとりに合わせたスケジュール管理をお手伝いいたします。

注射のチクッとした痛みは一瞬ですが、そこで得られる免疫はお子さまの長い人生を支える一生の宝物になります。頑張ったお子さまを精一杯褒め、見守るご家族の安心もしっかりと守る。そんな温かな予防接種を心がけています。

当院で接種可能なワクチン一覧

定期接種(公費)

ワクチン名 対象となる主な疾患 標準的な接種時期 回数目安
ロタウイルス ロタウイルス胃腸炎 生後6週〜 2回または3回
五種混合 ジフテリア、百日せき、破傷風等 生後2ヶ月〜 計4回
小児用肺炎球菌 肺炎球菌感染症 生後2ヶ月〜 計4回
B型肝炎 B型肝炎 生後2ヶ月〜 計3回
BCG 結核 生後5ヶ月〜8ヶ月未満 1回
MR(麻しん・風しん) はしか、三日はしか 1歳〜、年長さん 計2回
水痘 水痘(みずぼうそう) 1歳〜3歳未満 計2回
日本脳炎 日本脳炎 3歳〜、9歳〜 計4回
二種混合 ジフテリア、破傷風 11歳〜13歳未満(小学6年生) 1回

※対象年齢を過ぎた場合などは自費となる場合がございます。詳細はお問い合わせください。

任意接種(自費)

ワクチン名 標準的な接種時期 回数目安 主なリスク・副作用
おたふくかぜ 1歳、年長 計2回推奨 耳下腺の腫れ、発熱、稀に無菌性髄膜炎(脳を包む膜の炎症)
インフルエンザ 毎年秋~冬 年2回推奨 注射部位の赤み・腫れ、発熱、倦怠感

※記載のないワクチンに関してはお問い合わせください。

注意事項
  • 任意接種は公的保険が適用されない自由診療です。記載の費用にはワクチン代と診察料が含まれます。
  • 接種後まれにアナフィラキシー等の重いアレルギー症状が起こる可能性があります。体調を考慮し医師の診断のもと接種を判断します。

ご来院時のお持ち物

  • 診察券

  • 母子手帳

    ※必ずお持ちください。

  • 予診票

    ※必ずお持ちください。

  • お薬手帳

予防接種の前後にご確認いただきたいこと

【接種前】

  • 当日の朝は、お子さまに元気があるか、食欲はいつも通りかなど、全身の状態をよく観察してください。
  • ご来院前にご自宅で検温をお願いいたします。37.5℃以上の発熱がある場合は接種を見合わせるのが原則です。
  • 咳や鼻水、下痢、発疹など、いつもと違う症状がある場合は、無理に受診せずお電話でご相談ください。
  • 接種直前の過度な飲食は、注射の刺激による嘔吐の原因となる場合があります。接種の30分前までには済ませておくことをおすすめします。

【接種後】

  • 接種後30分以内は、稀にアナフィラキシーなどの急激なアレルギー反応が起こる可能性があります。すぐに連絡が取れる場所でお過ごしください。
  • 普段の生活は問題ありませんが、激しい運動や長時間の外出は避け、おうちでゆったりと過ごさせてあげてください。
  • 接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部位を強くこすったり揉んだりしないよう気をつけてください。
  • 接種部位が赤く腫れたり軽い熱が出たりすることがありますが、多くは2〜3日で自然に治まります。もし高熱が続く、または腫れが急激に広がる場合は、ためらわずに当院へご連絡ください。

大切な人を守るための「ご家族の予防接種」

お子さまの予防接種は、ご家族の健康管理をアップデートする良いきっかけでもあります。抵抗力の弱いお子さまを守ることは、ご自身の健康を守ることそのものです。
私たちは、お子さまの「成長を共に喜ぶサポーター」としてだけでなく、ご家族のライフステージごとに必要な予防医療をご提案する「一番身近な専門家」でありたいと願っています。働き盛りの方のインフルエンザ予防や、大人になってからの麻しん・風しん対策など、大人の方に必要なワクチンも幅広く取り扱っております。

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